VEリーダー

むちゃくちゃ忙しいのに、VEリーダーの試験を受けてきました。
VEリーダーの受験資格を受けるには基礎講座(2日間)を受けなくちゃならなくて、だいぶ前に受けていたのですが、あんまり興味も持てなくて、放置していました。ところが最近、受講から1年以内に試験をうけなければ受験資格を失うということになったらしく、この忙しい時期に受けることになりました。受からなくても、とりあえず試験を受ければ受験資格が延長されるということなので、21,000円という高い受験料(技術士試験より高い!)をはらって、ダメもとで受けました。実は1回目の受験で受かれば会社から受験費用が出るのですが、受からなかった場合は自己負担・・。
試験会場までの電車(30分くらい)は超集中して勉強しましたよ・・。とりあえずVEの手順だけ暗記しました。

段階 ステップ VE質問
機能定義 VE対象の情報収集 それは何か?
機能の定義 その働きは何か?
機能の整理
機能評価 機能別コスト分析 そのコストはいくらか?
機能の評価 その働きはどうか?
対象分野の選定
代替案作成 イデア発想 他に同じ働きをするものはないか?
概略評価 そのコストはいくらか?
具体化 それは必要な機能を確実に果たすか?
詳細評価

とかいうやつ。これだけ覚えて試験を受けました。
なんとか合格しました。73点でぎりぎりですが・・・
たぶん、これだけ覚えれば、1年前に受けた基礎講座のおぼろげな記憶とあわせて受かるような気がします。ぜんぜん分からない単語とかいっぱいでてくるのですが、基本的に択一式ですし、もし分からなくても他の問題の中に答えのヒントがあったりします。ただ、VEの手順だけは覚えておかないとダメな感じ。
そういうわけで、よくわからないところを保留にしておいて、他の問題でヒントがあったら戻って回答するというような感じで試験を進めました。私はCBT方式とかいう受験会場に設置されているPCを使って受験する方式にしたのですが、こういう回答のやり方だと、紙のマークシートの方が効率よかったかも・・。他の受験生たちはさっさと終わらせる中、結局、90分の受験時間のほとんどと使いました。VEの試験というより、国語力を試されている感じ。問題文の中の断片的な情報から他の問題の回答を探す。
でもまあ、勉強時間30分だったし、いいか。たぶん運もよかった。
きっとこの試験でVEリーダーの資質がどうのとかいうものじゃないんでしょうね。基礎講座をちゃんと聞いていたかの確認程度なのかな。