5mメッシュ(標高)で見る志木市と富士見市の境界のうねうね

最近「〜〜で見る」とか「〜〜を見る」とかそういうタイトルばっかりですね、私・・・。

へんな形の行政界は河川改修前の蛇行した河川に沿ったものでしたっていう楽しい記事です。旧版地形図の正しい使い方っていう感じです。
ならば、行政界に沿って河川改修前の旧河道みたいな低地が分布していたりするのかなぁ?このあたりは航空レーザ計測の基盤地図情報5mメッシュ(標高)が公開されているので、ちょっと見てみました。
↓は志木市富士見市の境界部分を、標高4〜8mくらいで色分けしたものです。
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うむむ。「うねうね」境界部分は微妙ですね。そう思って見れば、周りに比べて低い部分と行政界が一致しているように見えないことはないですが、それほどはっきりしませんね。
でもいろんな地形がよくわかります。「水谷東三丁目」と書いてあるあたりが後背湿地になっているとか。学校は盛土してあるとか。住宅があるとことはまわりより少し高いところが多いとか。
等高線を追っかけていってもこういうのはなかなか難しかったですが、こうして狭い地域の標高を細かく見ることができるのも航空レーザ計測のおかげですね。身近な地域でもいろいろやってみると新しい発見があるかも。
洪水の危険性があるとかないとか、人工的な造成地かどうかとか、そういうことにも使えそうですね。もっとも土地条件図でもいいじゃんという意見はありますが・・。